2021/8/2 19:30〜 NHK FM にて「ベストオブクラシック ▽ピアソラ生誕100年 三浦一馬キンテート」放送
2022/12/21 三浦一馬五重奏団 アルバム『ピアソラ スタンダード&ビヨンド』リリース
Profile
三浦一馬五重奏団(キンテート)
キンテート(五重奏団)は、バンドネオン奏者で作曲家のアストル・ピアソラが生涯にわたって探求したバンド編成。
<メンバープロフィール>
三浦一馬(バンドネオン) Kazuma Miura ,Bandoneon
10歳よりバンドネオンを始める。2006年別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオン界の最高峰ネストル・マルコーニと出会い、その後自作CDの売上で渡航費を捻出してアルゼンチンに渡り、現在に至るまで氏に師事。2008年国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝。2014年度出光音楽賞を受賞。2017年自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成。2022年、三浦一馬五重奏団によるピアソライヤーの最後に相応しいアルバム「ピアソラ スタンダード&ビヨンド」を日本コロムビアよりリリース。NHK大河ドラマ「青天を衝け」の大河紀行音楽演奏を担当するなど若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。
石田泰尚(ヴァイオリン) Yasunao Ishida,Violin
国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル”石田組“など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。最新アルバムは2021年12 月リリースされた“PIAZZOLA LIVE ”。2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。使用楽器は 1690 年製G.Tononi、1726 年製 M.Goffriller。
黒木岩寿(コントラバス) Iwahisa Kuroki,Contrabass
東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。1987年安宅賞受賞。1988年福島賞受賞。小林研一郎指揮・読売日本交響楽団、ドイツの重鎮ハンス・マルティン・シュナイト指揮・神奈川フィルハーモニー管弦楽団、沼尻竜典指揮・トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズと共演。1990年から2004年まで東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。2001年から2008年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。桐朋学園芸術短期大学、洗足学園音楽大学講師。また、「おくりびと」など映画音楽の録音やコマーシャル、ドラマ等、ジャンルを超えたパフォーマンスで活動中。また自らの企画「文化人類学講座」は好評を博している。2019年より長野市芸術館のシーズンプログラム・プロデューサーに就任。
山田武彦(ピアノ) Takehiko Yamada,Piano
東京藝術大学大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。フランスの演奏団体である2e2m、L'itineraire、Triton2等でソリストとして演奏し、現代音楽の紹介を務める。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。2017年より浅草オペラ100周年記念企画「ああ夢の街浅草!」にて音楽監督を務め、全曲の作・編曲を担当、浅草「東洋館」他にて上演を行う。
大坪純平(ギター) Junpei Ohtsubo ,Guitar
広島県出身15歳よりエレキギターを、16歳よりクラシックギターを始める。様々なフィールドでの活動を行う”《変弦自在"》のギタリスト。第34回日本ギターコンクール最高位の他、第1回イーストエンド国際ギターコンクール、第45回クラシカルギターコンクールなど上位入賞。2019年より作曲活動を開始する。2022年第2回ポルトガル国際ギター作曲コンクール入選及び特別賞。2023年第4回バルセロナ国際ギター作曲コンクール"ミゲル・リョベート"3位入選。近年はコンポーザーギタリストとして活動の幅を広げて、様々なギタリストに作品を演奏されている。エリザベト音楽大学卒業。ギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄の各氏に師事。